懐かしい70年代

あと1ヶ月で今年もおしまい。来年用の新しい日記帳も買った。
辺りの雪はだいぶ融け、このまま冬が終わったら・・・なんて無茶な希望を持つ。
室内・外共にクリスマスの飾り付けを始める。
ケーブル放送で様々な音楽をずっと流している番組がたくさんあるのだが、
今日からクリスマス音楽専門のラインが入る。この番組は便利だ。
パーティーの時など自分の好みのラインを使う事が出来るので実に楽しめる。
ただ人の好みもそれぞれで、以前他人の家に呼ばれて行った時、延々とウエスタンが流れていたのには閉口した。
だから誰にも無難なラインを選ぶようにしている。
この番組の中に『ナチュラル』というのがあって、癒し系とは聞いていたが、確かにずっと流しているととても気分がよくなる。
ボーッとソファで聴いていると眠くなってくることも。画面からアルファー波が出ているそうだ。
私がよく聴くのは『ヒット曲』と『クラシック』のライン。
たまに70年代にすると、うわあ〜っと涙が出て来るほど懐かしい曲に再会することもある。
夕べいきなり『ボビー・シャーマン』が流れた。私が11、2歳の頃の曲だ。
彼は米国で今どうしているのか検索したら、あった、あった、ホームページが。
そしていまだにファンクラブが存在しているのだ。
なんでもボランティアで救急車スタッフをしているとか?
へ〜、救急車内でひょっこり彼に遭遇なんていいなあー。
びっくりして病気忘れるかも。
彼は昔、日本のテレビコマーシャルで、『ハリス ボン』というガムの宣伝に出ていた。
りんご味とかあって、キャラメル型のキャンディーガムだった。
パートリッジ・ファミリーの番組にもゲスト出演していた。
デヴィッド・キャシディーも結構最近になって活躍している。
オリヴィア・ハッセイがマザーテレサ役で健在な姿を見せてくれた。
ロミオとジュリエット』は3歳年上の従姉妹と観に行った。
うちの近所に国際パールという映画館があったのだが、そこで『ダンボ』や『プーさん』も観た。
映画といえば同時期に『小さな恋のメロディ』というのもあった。
当時はもうただただロマンチックに見えていたが、今こうして改めて見直してみると結構イギリスの中流以下の家庭も出て来て、残酷な会話もあちこちに出て来るのが分かる。
それでもきちんとアフタヌーンティーの時間を持っているのにも気付く。
アフタヌーンティーといっても紅茶ガブガブ飲みながら安っぽいハムや魚のフライを食べるだけだが。
主役はみんな私と同年代だ。
雑誌にトレーシー・ハイドの自宅が載っていて、その白い館に胸時めかせたものだが、今見ると、よくイギリスにある集合住宅で、隣の家の洗濯物までみえてしまう、
ごく当たり前の中流階級の家である。
私はジャック・ワイルドが好きだった。