「やっぱり直接会ったほうがいい…」“脱リモートワーク”に踏み切る人たちの思い(マネーポスト)

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地球上にある国は日本だけでは無い。
その地球全体を逆走するような日本、という記事はリモートワークだけに限らず、多くの事柄で世界中から非難されること度々。
日本国内だけに居てはなかなか聞こえて来ない非難でもあろう。

今や何処の会社も海外と繋がっているのが当たり前の世の中において、もう少し他の国々の状況に目を向けるべきであろう。
また日本ではリモートワークというと、全日リモートワークという考え方が多いようで、これまた極端というか、あまりにも近視的/単眼的な発想というか、あまりにも偏り過ぎているようにも感じるが、違うだろうか?

今のこのコロナ禍においてリモートワークを撤廃しましょう、などと呼び掛けている国はゼロ。
このコロナ禍で、今迄如何に無駄が多かったか、何処の国でもそれを改めて、いや、初めて認識する企業などもあるだろう。
人間関係にしても同様である。
折角このコロナ禍で地球上の無駄を省けるいい機会到来だという時に、こんな地球上を逆走するような発想は本当にみっともないし、時代遅れも甚だしく。

現在、フランスもカナダも我が子たちの様子を見ていると週に2日だけ出社、他はテレワークという社内ルールもあるし、またこれは国や州からの半ば強制ルールの場合もある。
うちの彼は専門医、しかも外科医なので、家庭医のようなオンラインでの診察が無理のケースばかりである。
そのために職場である病院に医師たちが暮らす建物をケベック州が各所に建立し、帰宅するのは周期的という、非常に厳しい現状である。
家と病院を、コロナ前のように普通に通勤することはケベック州厚生省が禁じているためにまるで家族やパートナーと別居しているような状況でもある。
このルールも一時緩くなったが、またこのオミクロン禍になって再び元の厳しい状態に戻ってしまった。

日本のように感染者が少なく、海原に浮かぶ孤島のような国の形であれば周りは海に囲まれているわけだし、各空港での海外からの渡航者に対して厳しい措置を取れば国内感染も抑えることが出来るし、そんな小春日和な日本を心底羨ましく思う。

世界情勢を弁えた、「世界の中の日本」という立場でコロナとの共存社会を見極めていく、そんな賢明な記事を希望しています。


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