ロンドンへ

パリとロンドン間は、丁度ケベックシティとモントリオール間と同じぐらいの距離。
だから、悠々日帰りの小旅行が可能。
ユーロスターはビジネスプレミアム。

行路では、英仏海峡トンネルに難民が紛れ込んでいるとかで30分ほどの遅れがあった。
難民と一口に言っても、便乗する偽難民も多く、中にはテロリストが紛れ込むなど危険なケースも。
一度チェックインした乗客を全員降ろして、再度チェックインなどを繰り返すユーロスターも。
難民への単なる同情だけでは、そうそう簡単には解決しない問題である。

ロンドンは物価が無駄に高いので、余程のことが無い限り、パリを基準にして動いた方がずっとお得。
貸自転車の料金も地下鉄運賃も、パリとは比べにならないほど高い、高い!

長男の目的は、大英博物館での学会出席。

そのため、ずっと博物館内に閉じ込められ、ロンドン市内をフラフラすることもままならず。

バスも乗ってみたいけど高そう。
映画『小さな恋のメロディ』の世界を彷彿とさせる場面はまだまだ健在のようだ。

大英博物館では、日本展とケルト展が開催されていた。

ケルト展は、背景が彼らのシンボルカラーのグリーン。
ちなみに、私が初めて大英博物館に行ったのは、20代始めの頃。
閉館時間に一番奥の展示室にいたのだが、勝手に彼方此方のドアが閉められてしまい、
不気味なミイラのずらりと並ぶ部屋に閉じ込められたという怖ろしい思い出がある。

帰路のユーロスターは、臨時に付け足したような車両に偶然にも乗れたので、
他の車両がぎゅうぎゅう詰めなのに、息子の乗った車両の乗客は全部で5人ぐらい。

ゆったりとコールドミールの夕食、ワインの小ボトル付き♪

モントリオールに行く距離で、文化も言語もまったく違う国に行けるという、
そんな欧州の感覚が子供たちにとっては嬉しそう。
長女も、週末に度々、長距離バスでスペインやベルギー、スイス、ドイツなどに
ちょこちょこと行けるのが楽しみなのだそうです。


ランキングに参加しています。


ブログランキング・にほんブログ村へ