フランスでは、滞在許可を取得すると直ぐに、国が指定するワクチン接種が義務付けられる。
ケベックでは、前回の新型インフルエンザのような全州民マストみたいなワクチンは無料だが、それ以外はだいたい有料。
ところが、フランスは原則無料なので、最初は耳を疑ったぐらいだ。
滞在許可取得後に、ワクチン接種の記録手帳みたいなカルネが発行される。
中を開くと、まるで予定表メモみたいな感じ。
ワクチンというのは決して一生ものではないので、赤ん坊や子供の時に接種を受けた種類のワクチンを、大人になって再度接種した方がいいというのが結構あって、フランスではそれが全部無料で受けられる。
各所にあるワクチンセンターや保健所などで受けられる。
要予約。
時間通りに行くとちゃんとワクチンが準備されていて、後はそのまま接種を受けて帰って来るだけ。
よく家の冷蔵庫でワクチンを保管して、自分でそのワクチンを持参して受けるとか不思議な話を耳にするが、ワクチンの保存温度はとても厳重なのでは？
それが家庭の冷蔵庫ぐらいで大丈夫なのだろうか？
ビザの種類や国籍や国同士の国交などで、条件がそれぞれ違うのかも知れない。
ま、一概に一様だとは言い切れない部分もあるのだろう、このワクチン事情も。
