msn産経ニュースからの抜粋は以下の通り。
【東日本大震災】
避難所で初の食中毒、６９人に症状 エジプト大使館炊き出し原因か
2011.6.15 11:17
福島県田村市の避難所で今月４日、在日エジプト大使館が行った炊き出しを食べた６９人が食中毒症状を訴え、うち９人の便と料理からウェルシュ菌が検出されたことが１５日、分かった。全員が回復しているという。東日本大震災後、福島、宮城、岩手の３県の避難所で食中毒が発生したのは初めて。
福島県などによると、食中毒の発生先は避難所になっている田村市の廃校。エジプト大使らも訪問し、４日の夕食に出された鶏肉のパプリカ煮からウェルシュ菌が見つかった。大使館内の調理場で事前に加熱調理した後、常温のまま運搬されたとみている。
この料理を食べた１１８人のうち、市職員やボランティア５人を含む１９〜９０歳の男女６９人に下痢や腹痛の症状が出た。
県は大使館所在地の東京都に調理場の調査を依頼したが、大使館側は「施設に問題はないと思う」と説明しているという。
善意の炊き出しだけに、県は「やむを得ない面もあったと思うが残念」と困惑している。
