少しずつ冬 静かな生活

この週末から降り出した雪が、日中もなかなか溶けずに、どんどん積もり始めている。




湖の氷はまだまだ薄い。
だからこんな風に斑模様。




殆ど色の無い世界。
ケベックに住み始めた頃は、こうして冬が始まる度に憂鬱になっていたが、同じ時期にドイツに引っ越した友人から来たカードに「寒い冬を心から暖かく暮らすコツを知ってから、冬というものが楽しくなりました」と書いてあった言葉に心動かされ、それ以来、少しずつ自分も心入れ替えて?暮らすようになった。
冬に寒さに打ち勝つのではなく、共存することを学んだ。




わが家の車も雪化粧。




で、これが、今朝。
あまり変わらないね笑




今朝は、湖が真っ白。
さあ、これから冬篭りの準備。
外出や買物を必要最小限に押さえ、無駄なエネルギーを使わないようにする。
家の中の暖房だけは、決してに節約しない。
こんな厳冬地で、寒さに震えて暮らすなんて真っ平だから。
家の中が暖かいと、体温も自然に上がってきて、風邪など引き難くなる。
私の体質上、絶対に風邪は引けないので、細心の注意が必要。

友人たちから「究極の冬篭り」とよく言われる。
元々インドア派の私には、こんな生活が無理なく可能だ。
遠出をするのは、パリのわが家に行く時だけ。
遠出と言っても、何千km単位の話ではあるが。
今まで散々仕事や子育てで忙しくしてきたので、この秋から静かに暮らすようにした。
仕事上はなんとか我慢してきた人間関係もすべて清算して、厭々ながらの義理立てすることもなく。
自分の好きなようにのんびりと暮らし始めた。
無駄なことは一切しないと、蓄えもどんどん増えて来る。
食料でもお金でも体力でも。
あとはせいぜい知識の蓄えを少しでも増やすことか。
生涯学ぶことは忘れたくない。




雪がかなり降っている。




雪が降っている様子を動画で↓