オリンピック開幕

いよいよ冬季オリンピックが始まりましたね。
現地では、開会式の2時間前から特別番組が始まり、もう散々カナダについて、ブリティッシュ・コロンビア州について、盛り沢山のPRが繰り返されていたのですが、なんかちょっとクサイ+お涙ちょうだい的な内容が延々と。
だから、開会式が始まる頃には、お腹がいっぱい状態で、あまり画面を直視せずに、ネットをやりながら時々見るという感じでした。
ケベックシティが、以前、オリンピック選考で落選したこともあるので、ちょっといじけてる気持ちも正直あります。ごめん。
それに今回は、オリンピック開催直前にあの悲惨な事故があったので、なんとなく心の底から楽しめなかったのも本当のところ。


日本の選手団入場の時は、やっぱり嬉しかった。
カナダよりもフランスよりもやっぱり一番嬉しかったです。
今回、服装のことで非難の的となった日本の選手がいたけど、カナダの選手なんか入場行進しながら缶ジュースみたいのを飲んだりしていたのもいて、上には上があるもんだと思いました。
あ、「上」じゃなくて、「下」と言った方がいいのかな?
でも、腰パンも、ケベックなんかではティーンエージャーまでなので、21歳にして腰パンというのもちょっと、ね。
選手のオリンピック・ユニフォームを毎回見るのが楽しみなのですが、意外にもイギリスの男性用ユニフォームがいいな、なんて思ったりしました。


その後のショーは本当に綺麗だったと思う。
歌手では、ネリー・ファータドのブルーのドレスが、あまりにも窮屈な感じがして、見ているだけでこっちまで苦しくなって来た。
あのまま座ったらビリッといきそう。そう言えば、パーティーでは絶対に座らないからと身体にピッタリのドレスを作ったと誰かが言ってたなぁ。誰だっけ?あ、ヴィクトリア・ベッカムか・・・なんてぶつぶつ言いながら見ていました。
思わず死語である「ボディコン」という言葉が浮かんじゃったし。
ああいうのが、また流行るんですかね。
でもやっぱり一番驚いたのが、k.d. langという歌手かな。
初めて見たんだけど、てっきりオジサンだと思って見ていたら、なんとなく違和感が。
オジサンじゃなくてオバサンでした。
カミングアウトしてるらしいけど、そんなことしなくても一目瞭然だよね、あの風貌では。
英語では、「she」とか「he」がはっきりしているから、こんな時、判明が早くて有難い?です。
ウィキペディアを見せても最後まで「どう見てもあれは男性です」とわが夫は言ってましたけどね。


それから、トーチをグレツキーが外に運び出した時は、誰かがトーチに飛び付いたり、何か妨害とかあったらどうするんだろう?とちょっとドキドキしました。
道路沿いの警備が結構ルーズな感じがしたので。
グレツキーは、うちの子供たちにとっては、「シリアルでお馴染みのオジサン」なんです。
毎朝食べるシリアルの箱に、(現役だった)グレツキーの顔が大きくアップされていたので、彼の顔を見ると反射的にシリアルを連想してしまいます。
生放送が午前3時とか4時という可哀想な時間帯だったフランス勢。
長男は、翌日にようつべとかで見たらしいけど、「シリアルのオジサンがトーチ運んでたね〜懐かしかった〜」と嬉しそうでした。
いつも高〜いところにある聖火台が、今回は、民衆の手の届く高さに設置されたような気がして、なんだか好感が持てました。