パリのノエル

クリスマスイヴは、あいにくの雨でした。
パリに住んで初めてノートルダムの深夜ミサに行ってみました。
当然ながらのすごい人人人・・・
整理券の配布とか無かったから、簡単に座れるのかと思ったら大間違い。

ここは、教区を対象としない、ちょっと変わった体制の教会なんだけど、一度は深夜ミサに出てみたいなと思って、今回は、自分の教区を無視して?ノートルダムに来てみたわけだが。
遠くに影絵のように見える人の列。

世界に名立たる教会の、しかもクリスマスイヴの深夜ミサというのに、地味で暗いエントランスにちょっとびっくり。

ま、でもクリスマスのイルミネーションも、パリの真ん中でさえ、眩いばかりの派手な雰囲気は無いですね。
静かな美しさというか、やっぱりカトリックの国なんだなと痛感。

雨にもめげず。

入り口も、お御堂内もセキュリティーがたくさんいて、ロープだらけ規制だらけ。
バチカンもこれだけ厳しかったら、あんな法皇襲撃事件など起きなかっただろうにね。

礼拝中は、当然写真撮影はご法度。特に、祈っている人を顔が見えるように撮るのは大罪:(

立ち席だけど、かなり祭壇の近くでよく見えました。
御聖体拝領は、規制だらけで受けられませんでした。これってちょっと信じられない。
ケベックの教会は、こういう大々的なセレモニーの際には、1000人以上収容出来るところだけは、整理券を出さないけど、街中のノートルダムの二つ共、整理券は必ず毎年ある。

パリのノートルダムは、収容人員どのくらいなんだろう。絶対に整理券を発券するべき、と思う。ミサに出て、御聖体拝領が出来ないなんて、決してあってはならないこと。




このイルミネーションは、点滅式で、今年はブルー系。

シャンゼリゼのブルー系も不評らしいけど、どうしてこうベージュ系とブルーを合わせてしまう人がいるんだろうか。古典的なベージュやアイボリーにブルーは合わないと思う。
綺麗だとは思うけど、私の中では、なんか今ひとつしっくり来ない。




教会を出た時、すでに午前2時を回っていた。

さすがにクリスマスイヴとはいえ、街中はしんと静まり返っていた。




この後、友人の田舎の家へ直行。



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