冷夏と停電

今日はちょっとだけ晴れ。
雨が降ると緑が冴えて、空気も更に浄化されるような感じだ。

窓際には、娘イザベルの大好きなラマちゃん。
イザベルの友達からのプレゼントだ。


先日は、夜の気温が10℃以下となり、寝室に暖房を入れて寝た。
暖炉も夜は全開状態。
でも、煙が、私の咳を悪化させる原因にもなるので、殆ど使っていない。
殆ど使っていないと言えば、外にあるバーベキューセットがこの夏は使用を諦めなければならない。
コンロの丁度真下の、それもかなり奥まった部分に、蜂たちが巣を作ってしまったのだ。夫が除去しようとしたが、なんか危なそうだし、別にバーベキュー命!というわけでもないので、今年はバーベキューを休ませることにした。


天気も雨が多く、スコールのような激しい雨や雹が降ったりする。
先日の雹で、だいぶ花が折れてしまった。
雷や嵐の際には、この辺りは停電を覚悟しなければならないのだが、最近では、天気の良い昼間でも停電になることが多い。やはりどうしてもこういう山岳地帯というのは、電線に木が倒れたり触れたりして、そこから漏電、そして停電となるケースは仕方の無いことなのだろう。そう理屈では分かっているのだが、今日などは、約3時間も停電になり、その度に水やトイレが使えなくなってしまうし、電気が入った時に、各電化製品や、特にPCへのダメージなどが大きく、結局は故障の原因になるとか。もう腹立たしい限りである。
パリの家では、雷だろうが嵐だろうが、当然停電など有り得ないし、息子はそれが一番嬉しいと言う。息子曰く、最初は、雷が鳴る度に「あ、停電になるかも」と身構えていたそうだ。まるでそれでは、未開地から越して来た人みたいじゃないか。


夕方頃にはやっと落ち着き、庭に出てふと見ると、先日植えたクレマチスのうち、赤い種が初めて咲いていた。
赤いというか、かなりシック系のようだ。