勉強会

またまた行って来ました、勉強会。
二ヶ月に一度の定例会なので、毎回が待ち遠しい。
今夜のテーマは「天ぷら」!!
前回の3倍ぐらいの人々で溢れていた。しかも、ケベック人が日本人よりも多いぐらい。やっぱり人気あるね、天ぷらちゃん。

(以下に書くケベック人とは、もちろん例外もあり)
この勉強会はあくまで「Dégustation(味見)」の集い。それにも拘らず、ケベック人たちの多くが、これを夕食会だと思って来ていたらしく、出された料理を各自取りに行くのだが、ケベック人たちが好き放題取り放題だったために、全員に行き渡らず、というハプニングが起きた。
また、我々と同じアジア人でも、見るからに日本人ではない人も数人来ていたが、彼らも行列に乱入したりと、あまりマナーのいいものではなかった。小さな乳児を連れて来てずっと泣かせていたとんでもない悪マナーなのもいた。こんな大人の集いに赤ちゃんは勘弁してほしい。
今夜ぐらいの規模のケベック人集団ともなると、ほんと〜〜にうるさい。酒が入ると尚更うるさい。
またこのご時世に、手で覆いもせずにずっと咳をしていたケベック人たちもいた。
何かと多めに料理を取ってはヒンシュクをかっていたのが、タコ入道みたいなケベック人男性。毎回、「これが彼女の分、これがボクの分」とわざわざ声に出して言いながらゴソッと持って行くのだ。タコ入道がせっせと料理の皿を運ぶ先を目で追うと、そこにはメデューサ顔のケベック人女性。このカップルの醜態はこれだけではなく、会場のど真ん中で派手に抱き合い、ブッチューと汚い音を立てながらキスをしまくり、タコ入道がメデューサのお尻のほっぺたをモミモミするという、実に下品なカップルであった。
それを横目に、日本人たちのなんと静かで淑やかであることか。
列を乱さず、相手に先を譲り、じっと自分の番が回って来るのをにこやかに静かに待っている。日本語での会話も耳に心地よく、場所を取らず(except me ha!ha!)、なん人そこに日本人がいても全然静かという感じである。
酒の入ったケベック人たちは、更に声の音量を上げ、もう各自がスピーカーを持って話しているようだ。だんだん私の頭は割れるように痛くなって来た。ケベック人たちは、酒が弱いくせに(よく欧米人は酒に強いと言われるが、それは、とんでもない神話である!ビール小瓶1本ですっかりデキアガッテルのが結構いますよ)飲むから、よろけて転びそうになったり、人にぶつかったり、挙句にはテーブルの上のグラスを倒すのである。だから、私はケベック人たちが酒を飲んで集まる場所には極力近付かないようにしている。
加えて、ケベック人は心を開くのに時間の掛かる人たちだ。そのために、とても閉鎖的な雰囲気を醸し出すこと度々。ごめん、今夜はケベック人の悪口になってしまったわい。素敵なケベック人もたくさんいます、一応。


お料理の数々。
ぜんまいの天ぷら


白身魚のフライにトマトのソース添え。


ケベックでは、のり巻きをよくこうして天ぷらにしたものが大人気だ。


大好きな海老の天ぷら!
抹茶や塩をふりかけて食す。


デザートは、りんごのフリッター+アイスクリームのキャラメルソース添え


天ぷら実演。


お友達のAちゃん、全身駆使して?揚げる。みんな油は恐いよね。


障子がめずらしい(i)娘は、「写真撮って!」とめずらしく(ii)自分からリクエスト。


今日のケベックの寒さは半端じゃなかった。
夜に入って、気温は5、6℃になったので、コートが必要なくらいの寒さだ。


帰り道、州議事堂前にて。