ローレンシャン湖水地方 2

この地域を流れる代表的な川がジャック・カルチエ川。
ローレンシャンの雄大フィヨルドの中を流れて行く。






フィヨルドの夜明け。





ムースや鹿、熊やオオカミなどが生息する。
この川は、彼らの貴重な水飲み場である。

ローレンシャンは、美味しい湧水に恵まれた場所でもある。







夏には、彼方此方にキャンプのテントやボートが見られる。

ラフティングも楽しそう♪
冬のキャンプもあります。





ひっそりと紅葉している。









湖畔での暮らしに癒しを求める人は多い。

湖まで続く敷地を使って、結婚式やコンサートを開く人もいる。
大半の湖が、商業化を防ぐために、ビジネス展開を禁じている。

他にも、スノーモービルや花火、パーティー、工事などの騒音制限も厳しい。
(引越しや工事などで)道路に大きなトラックを数時間駐車したり、外で火を焚いたり、大きな木を切り倒すのにも、市役所からの許可が必要だ。冬に使う簡易ガレージも、公道から基準距離を守ったところに建てなければならないし、洗濯物も、公道から丸見えな干し方は禁じられている。長時間の路上駐車ももちろんダメ。しぶとい違反者がいる場合は、警察に通報するとすぐに取り締まってもらえる。
湖でモーターボートが使えるのも、規模の大きな湖でなければ出来ない。
私の住む地域の小さな湖では、水上で使えるのがぺダルボートとカヌーだけ。
お隣の湖では、モーターボートをはじめ、着水式セスナ機が使える。そういうところでは、プチホテルやB&Bなどの経営も可能なので、なんとなく賑々しい雰囲気だ。もちろん時間制限等はあるので、静寂の世界には変わりないが。
こうして人間たちが制限を守って暮らせば、自然や環境はある程度まで守ることが出来る。




私の住む湖全景。

私の家は手前側。
この湖の名前は、Lac Durand(ラック・デュラン。日本語では「デュラン湖」)。





花の季節には、住民たちは、待ってましたとばかりに、家の周りに花を植えたり、飾ったりする。

いろんな鳥も飛んで来る。
羽を広げると綺麗な深海色の鳥とか、まるで妖精のような姿のハチドリ(ハミングバード)とか。
庭先に鳥さんたちのフィーダーを作っておくと、バードウォッチング三昧な日々が送れる。
ハチドリのためには、甘い砂糖水を作って、透明な赤い容器に入れておくと、その可憐な姿が見られる。

赤やピンクの花が彼らは大好き。色が分かるのだろうか。
綺麗なルビー色に染めた砂糖水を、透明なヴィンテージグラスに入れて手作りしてみたり。


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