ケベックの場合

デクノボウ

仕事上、たまにこういうのに出くわすと本気で腹が立つのだが・・・
1枚の紙を見ながら、上から順に3つぐらい続けて説明したりすると、1番上のことだけなんとか頭に入ったみたいで、後の2番目、3番目は全く理解出来ないという、そんなのに遭遇するとどうしようもないのである。しかも、1つ1つは、文章でもなく、唯の単語であるのに、だ。つまり、「上からリンゴ、バナナ、オレンジ、です」と言っても、リンゴしか頭に入らないというように。いや、リンゴが頭に入ればまだいいのだ。バナナやオレンジがあるだろうと説明する側から、もうリンゴを忘れてしまうのだ。それも、特に若い女性にこういう傾向が見られるのはどうしてなんだろう。学校での教育に問題があるのだろうか。遺伝的なものなのか。今やすっかりアルツハイマーになってしまった父に説明する時と同様、いや、それ以上の苦労が彼らにも必要とは・・・呆れる限りである。
日本だったら、聖徳太子は複数の人たちからいっぺんに話をされても聞き取れたとか習うし、「一言って十解る」なんて表現もありますよね。それこそ、一度で聞き取れなかったら、もう馬鹿呼ばわりされるから、人の言っていることはしっかり聞こう聞こうという姿勢が日本にはありますよね。

醜態

そう言えば、学校教育で思い出したが、この秋から中学生になった娘から、学生たちが学校の壁至る所に食べ物を投げ付けるという話を聞いて仰け反ってしまった。長男、二男の時はどうたったのか?彼らに聞いてみると「ああ、そうだったね」だそうで。呆れ果てて話題にもしたくなかったそうだ。教室内は、水以外の飲食が禁じられているのを最初に聞いて「随分と厳しいんだな」と感じたのだが、なるほどそういう理由がある訳だね。しかし、それじゃ、猛獣並みだよね、その暴れ振りと言ったら。地球上で食べられない人たちもいるなんて話は、学校では聞かされたことが無いと子供たちは言う。
喫煙にしても、校舎からずっと離れなければならないというのが校則なのに、校舎のすぐ出た所にたむろしてタバコを吸いまくる生徒、いや生徒だけじゃなく先生たちもご一緒に、らしい。中には、タバコだけじゃなくて、堂々とマリファナを吸う生徒も多い。
タトゥーやボディピアス(ヘソや鼻、唇、舌、眉毛など)も、無い子供を探す方が難しいかもね、高学年になると。ヘアダイも、ピンクやオレンジ、赤、青、紫などなど。虹色みたいのもいる。化粧も、ゴシック系がたくさん。まるで化け物屋敷である。特にここが不良の学校じゃなく、普通の公立がこうなのであるからにして。