3号の人
日に日に、フランスに友達が増えて来る息子。
毎日が心から楽しそうだ。
同じソルボンヌに通う友達のことを話していた息子が、「彼はサンダーバードみたいな顔してるんだよ」と言う。
サンダーバードみたいってどんな顔よ。
「フッド」
「違うよ」
「キラノ」
「どうして20代の若者たちを、そういきなりジッチャンにしちゃうんだよ」
「パーカー」
「・・・・・」
「じゃ、ブレインズ」
「ああ、そういうタイプもいるけどね。あの、・・・何だっけ、3号に乗ってる人って」
「アラン」
「アラン?そうそう、アランにそっくりなんだよ」
ブルターニュ生まれなんだそうな、そのアランは。
小さい頃、サンダーバードを見ていて、フッドの目が光る場面は必ず目を両手で覆って怖がった息子が、今は27歳になって、パリでの生活を謳歌している。
久々の登場
15区のワンマンショー
パリからお声が掛かったので、6月下旬頃に行きたいなと思っている。
パリ15区のある会場で、あるデモンストレーションを頼まれたのだ。
でもね、ちょっと自信がねーだよ、オバサンは。