恋歌

万葉集

時々、夜遅くに突然雷が鳴る時がある。
春の雷だ。
いつも私は雷を聞くと思い出す万葉集の歌がある。

伊香保嶺(いかほね)に雷(かみ)な鳴りそね我が上(へ)には故(ゆゑ)はなけども子らによりてぞ
(訳:伊香保の山の雷さま、どうか鳴らないで下さい。私は気になりませんが、愛しいあの娘が怖がりますから)

私はこれを勝手に恋歌と決め込んでいるんだけど、相手は家族かも知れないね。
何れにせよ、こういう何気ない愛情っていいなと思う。



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