フランスへ

24日にケベックを出発するのだが、出発ぎりぎりまで娘がどうしても友達の誕生日に参加したいと言う。
10人もの子供たちが一緒に、冬のワンダーランドみたいなところに連れて行って貰えるとかで、ずっと楽しみにしていたのだが、丁度フランス行きの日と重なってしまった。
諦めなさいと言ったら娘が泣いた。
まあ、きちんと出発の準備さえ出来ていたら、何も「こ、これから、ひ、飛行機に乗るんだぞォ〜〜」なんて何時間も前から構えていなくたっていいわけで。
いいよ、行ってもと私が言うと、娘は私に飛び付いて、顔と顔をくっ付けて、物凄い大アップで「あ・り・が・と」と半泣きで喜んだ。これは、すごく嬉しい時の娘の幼い頃からのアクションだ。目を大きく開けたまま、感謝や喜びを表現する。もちろん、ちゅ〜も一緒だ。
そんなわけで、娘はそのワンダーランドから直接飛行場へ向かうことになる。


今現在、パリが午前3時なのに8℃、ケベックが夜の9時で−18℃。
パリ在住の友人たちは寒い寒いと言っているが、こちらとしては、極寒から春の世界へ向かうようなものだ。