困った郵政省

特にケベックでの被害が大きいと報道されているのだが・・・
しょっちゅう郵政省が「サイコ・ストライキ」なるものを実施しているわけだが、
私の住む街でも現在その被害の犠牲者がどんどん増えている状態なのだ。
保険会社や銀行、国や州からの重要な書類が紛失してしまう、という被害である。
もちろん書留扱いのものもあるが、ケベック州で発行される健康保険カードや、政府からの税金関係の小切手、クレジットカードや銀行カードなども普通郵便だ。小切手は本人でなければ使えないので悪用される恐れは無いが(例えATM機で無理やり預金しても後で必ず引き落とされる。機械が反応したからそれが使えると言うのではない。これはカナダでの例)、健康保険カードは身分証明にもなるもので、どうしてあんな重要なものが書留郵送でないのか全く以って不可解である。増してや集合ポストでは更に被害は大きい。わが家の地域もそうだ。ストライキ以前に配布ミスも有り得るだろう。
他にも、日本への航空便での小包郵送がなんと1ヶ月以上も掛かったことが何度もあった。依然改善はされていないそうである。参ったね。日本の友人たちの中にもこの迷惑を被り、頷いている方々もおられることでしょう。あれではまるで船便扱いではないか。郵政省に尋ねても、何度尋ねても、知らぬ存ぜぬの返答のみである。
やれやれ、安心して暮らせる日々というのは永遠にあり得ないのだろうか、皮肉にも人間社会である限り。