新学期

子供たちの新学期がスタートした。
イザベルは小学5年生に、フレデリックは中学4年生(5年まである。義務教育は日本よりも2年間長い)になった。イザベルの担任ジャック先生はなんと潤一郎が4、5年生の時の担任だった。「僕はキミのお兄ちゃんの担任だったんだよ」とイザベルに話されたそうだ。もう最高の教師で、今の潤一郎があるのはジャック先生のお陰と言ってもいいほどである。人種差別大反対の先生でもある(一口に先生と言ってもいろいろいますが)。潤一郎主役で、人種差別を問うテーマの劇をジャック先生が作られた。テーマ曲はマイケル・ジャクソンの「BLACK AND WHITE」が使われた。今では懐かしい思い出の曲である。この劇を観て、あまりのジャック先生のやさしさに涙が止まらなかった。
ところがところが!残念なことにこの12月で先生は退職されるそうだ。だからそれまでのお付き合いなのだ。なんとか学年が終わるまで定年日を引き延ばせないものか?
 ジャック先生と小学4年生の潤一郎
 ジャック先生と級友に囲まれて
こうして定年日をもう少し延ばせないかとみんなから愛される人と、退職する日(定年なんかとっくに過ぎている)をみんなから心待ちにされる人と・・・これも人徳のなせる業なのであろうか?「人の振り見て・・・」、である。