フランスの哀しい結末と前途

南仏においても、現地の仏極右議員ら曰く
「東はマントン・モナコ周辺、グラース、サントロペ、オバーニュ、シオタ、マルセイユ一部、西はアヴィニヨン、ニーム、アルル、カルカッソンヌ、ペルピニャンなど広い地域において我々は圧勝した。
さあ!フランス人の皆さん!是非、観光でも事業でも、これらの地域にいらしてみて下さい!
我々は前の議員たちとは異なり、外国人や外資などよりも何よりも、フランス人・仏企業をサポートします。
さあ!是非ルペンさんのお友達になりましょう!ルペンさんを応援しましょう!」
などと宣伝し始め、ほぼ地中海を囲む広い地域にてなんと40近くもの仏極右議員が当選し、今後の外資の南仏進出にも何等かの制限・規制がかけられることも覚悟を要する。 

国営メディアの記事でも、36年前の1986年に30台議席を獲得した仏極右だったが、その後、そして今までの数議席・10議席未満だったのが、今回、仏近代歴初の90議席近くにも急増したのは、想定外であり、異例のことでもあり。
これによって、仏極右が仏市民から絶大なる支持を集めた場合、次期大統領選や時期議会選での主要野党または政権交代も油断できないと分析されている。


我々のフランスへの投資はもはや此処までとする。
これ以上の投資にはもう何の意味も価値も無く。
心底フランスには幻滅した次第。
今後は外国人・外国文化の排他、外国企業・外資系企業の国外への追放、外資の没収、外国人投資家たちへの圧力などに忙しくなって来るフランスであろう(笑。
フランスの魅力も、フランスへの期待や夢も全て塵(ちり)の如く。
フランスよ、さようなら。