PROM 2013

長女がÉcole secondaire(エコール・スゴンデール 日本でいう中学校+高校)を卒業した。

ガウンと帽子の色は、まるでカナダ国旗を連想させるようだ。

そして、卒業式の翌日は、PROM(プロム 卒業パーティー)が続く。

それはまさしく、北米のテレビドラマや映画などで見られるPROMそのもの。
いつもはヤンチャな若者たちも、この日はカクテルドレスやタキシードに身を包む。

参加の仕方はシングル、カップルといろいろ。
長女は、保育所時代から一緒だったBFフィリップと参加。

カップルで参加する場合、男子の服装の中に、女子のドレスの色を入れるのがお約束です。
だから、男子のタキシードを買ったりレンタルする店に女子も同行して色合わせするのが普通。
だからなんとなく結婚式を連想するような場面が多いわけで、親としてはドキドキしてしまうことも(笑。

長女とフィリップは、忙しい勉強の合間をぬってアルバイトでせっせと貯金して、それでドレスやタキシードを買った。
それぞれの車やバイクに一緒に乗って、試着などすべてを親の力を借りずに2人だけでこなしていた。
だからせめて、親として、プロモの一番の見どころともいわれるオープニングを演出してあげたかった。
赤いピックアップはフィリップのパパが担当、それに積載するソファはわが家で提供。
ソファの運搬と管理はフィリップの兄弟たちが協力してくれた。
親友アメリカップルと一緒に、彼らの大好きな音楽をがんがん流して登場。
両家合作の手作りは大成功でした!
二男のフレデリックが、アルバイト先から駆けつけてくれました。

パリに住む長男からも「おめでとう!」のメッセージが届きました。
マフィアみたいな?男性は数学のダヴィッド先生。

本当は、私の成人式の時の振袖を娘に着せたかったのですが… これはまた将来のために取っておきます。

弾けるような若さが眩しい!

女子の中には、ドレスを着ないでボーイッシュ・スタイルで参加する個性派も。
それはそれでまたかっこよかったりします。

フローティングドックでの撮影はゆらゆらしていてとても愉快♪

会場は湖畔にあるマノワール
お天気に恵まれて本当によかった。




若者たちの未来に乾杯!!
Bravo ! Isabelle+Philippe !

フィリップの夢は、国境なき医師団の医師になること。
彼は、カナダで1、2位を競う秀才青年です。
イザベルの夢は、映画監督になること。
たくさんのドキュメンタリー映画を撮りたいそうです。