ラグビーの試合

長女のクラスの男子たちで編成されたラグビーチーム。
今日は遠征試合ということで、うちから車で1時間ほどのモンサンタンヌに行って来た。
現役時代には、仕事で嫌というほど走った道だが、この道中に学校があるとは知らなかった。
こんな色合いの建物、とても学校になんて見えない。どう見たってショッピングセンターみたいだ。

道に迷い、モンサンタンヌ国際スキー場まで行ってしまった。
出発前にストビューでしっかりと確認しておけばよかった。
到着してみると、あらら、試合はすでに終わっていた。
しかも長女のクラスチームは負けたとかで、エコール・サンタンヌの生徒たちが勝ち誇って大騒ぎしている。
グランドの片隅に負けてちんまりと固まっている我が地元チーム。

19時からの試合だというのに夜間照明も無いのか。
勝った方のチームを応援しに来ていた連中は、とても下品で、まるでチンピラのよう。
奇声を張り上げながら、乗って来た車に飛び乗って爆音を立てながら無駄にふかして去って行った。
なんとも田舎臭いではないか。
やっぱりここは田舎だ。
国際スキー場なんか近くにあっても、どうしようもなく垢抜けない田舎だ。
負け惜しみじゃなく(笑)、ほんとにそう思った。
それに比べて、我が地元チームは静かに反省会。それを見守る父兄たちもひっそりと。
一緒に付いて来た犬たちも大人しい。
敵のは犬まで乱暴なチンピラ犬ばかりだった。
車から降りた途端にいきなり吠えるのもいたし、私が写真を撮っている間、
ずっとウーと唸りながらくっ付いて来ていたボクサー犬、アイツも敵の犬だ。
それに比べて、我が地元チームは、みんな哀れになるほど大人しく静まり返っている。

グランドの向こうには、セントローレンス河とオルレアン島が見える。