怒涛の中のドライブ

凄まじい嵐と、雪解けの水とで、普段は静かな川の水位が上がり、
まるで猛り狂ったような恐ろしい怒涛と化していた。
セントローレンス河との合流地点にある小さな滝もご覧の通り。

手前に見えるのが、セントローレンス河の、バリバリに割れた氷の重なり。
地元の住人たちもめずらしそうにカメラを持って撮影に来ていた。
それがもう寒いのなんのって。
出掛ける時は暖かかったので、すっかり油断してスプリングコートを羽織っただけだった。
岩場には誰が描いたのか、こんなに可愛いアートが♪

反対側も同じくバリバリに割れた巨大な氷が重なっている。

セントローレンス河の向こう側にはローレンシャン山脈が広がっている。
渡り鳥がやって来たらしいが、あまりの強風にどこかに姿を消したようだ。
遠くに見えるスキー場はモンサンタンヌ。

暫くすると、ローレンシャン山脈が白い壁に覆われるようにして見えなくなってしまった。
ケベックシティまで帰る途中でその白い壁の正体が姿を現した。
この日はケベック州内各所で猛嵐が発生。
叩きつけるような雨と強風の中を走っていたら、いきなり目の前に青空と太陽が。
おかしな天気である。


こんなBGMを付けたら、ますますヘンチクリンな動画になってしまった。
カメラ動かすのがやたら速過ぎるし。

娘が文句ありげにこっちを見た。