娘の学校生活

今日も気温はプラス。
夜になってもマイナス気温にならない時もあるくらい暖かな今冬。
午後から雪が降っていたけど、さほど積もらず。
今のこのローレンシャンで暮らし始めて20年近いが、屋根の雪下ろしをしない冬なんて初めてのことだ。
編み物をしていても、毛糸に触れているとちょっと暑苦しさを感じるほど。
麻やコットンの糸の方が恋しいくらいだ。
しかも今、まだ2月。
信じられない現象。


春休みやイースター休み、そして学年末旅行と、何となく近辺が賑々しくなって来ているわが家の娘。
それと同時に、学業の方もラストスパート時期なので、連日の試験続き、勉強にも忙しそうである。
今頃の時期になると、いくつかのコースが準備されたお楽しみデーみたいのが実施される。
有料コースは、主にスポーツセンター施設(スキーやスノボなど)、ボーリング、ビリヤード、映画館などから選べる。
無料コースは、学校でのジムなど。
これは、単位になるので、いずれにせよ不参加は欠席扱いとなってしまう。
ところが、この催しでは、生徒間に落差が生じるという理由から、来年から廃止になるという話も出ている。
ケベック州教育委員会では、最近とみに、この生徒間の落差を少しでも減らそうという方針があるらしく、これが嵩じて、今年の秋から、全校ではないが、少しずつ州の各校にて制服が導入されることになった。
制服を作れば落差が無くなるというのも、非常に短絡的な、単純極まりない考えなので、非難の余地は十分あるのだが、この話はまた次回に。
で、うちの娘が行ったところは、Village des Sports(ヴィラージュ デ スポー
日本語でスポーツ村、みたいなところだ。

この行った日は、他の学校もドッと来ていたらしく超満員で、ランチする場所もなく、仕方なく外で食べたそうである。
スポーツ村にも一応定員みたいなのはあるはずだ。
各学校がこんなに殺到しないような調整さえも出来ないらしい。
学校も学校である。
予約した時点で確認しないんだろうか?
まさにオーバーブッキング状態のスポーツ村である。


実際、日中の気温が−10℃以下であれば、こんな外で食べるなんてことは有り得ない。
もしそんな寒さだったら、このオーバーブッキングワールドもどんなだったであろう。

まぁ実際は、今の子供たちのランチなんていうのは、(娘曰く)立ち食い出来るほどの超軽いものばかりで、こっちが心配するほどのものでもないらしい。
いや、そんな超軽ランチなんて、なお心配になるけどね、まともな親だったら。

こんな親の思惑も知らずに楽しそうな子供たち。

子供が楽しけりゃそれでいいだろうという考えは私には無い。
払った分のサービスが受けられなければ納得出来ない。
誰でもそうだと思うけど。




これはまた別の日。
学校の授業のひとつに「raquettes」というのがある。
日本語でラケット(かんじき、スノーシュー)。
そう、あのテニスなどに使うラケットと同じ言葉だ。
でもこの場合は、足に履くラケットのこと。
ラケットみたいな形だからという理由からこんな風に呼ばれる。







学校周辺の森の中をひたすら歩く、歩く、歩く。






娘は、ここローレンシャンで生まれたまったくの地元っ子なので、赤ん坊の頃からの、保育所時代からの友人など幼馴染も多い。
またここ数年のうちに、フランスからの転校生がぐ〜んと増加。
右側のCちゃんもフランスはマルセイユからやって来た。

私「さすがフランス人、オシャレだね〜このフレンチネイル」
娘「その白いの、マニキュアじゃないよ、修正液だよ」
私「はあぁ?修正液?でもなんで?」
娘「授業面白くな〜い!ってCちゃん言いながら修正液を爪に塗ってたの」
・・・だそうです。
















お友達と一緒にショッピング♪




これは、まだ雪が降る前に撮ったもの。
このお友達も、フランスのアルザスから来たMちゃん。

娘の学校周辺は、こんな感じで針葉樹林が続いていて、小さな滝もあって自然に恵まれています。



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