jupe de lit ベッドのスカート

フランス語ではjupe de lit(ジュップ・ドゥ・リ)、英語ではbed skirt(ベッドスカート)。
私のベッドにも使っている。 

二つのマットレスの間に挟んで使うので、一枚の大きさはシーツぐらいの大きさだ。
いろんなデザインや柄があるが、私はこういうコットンレースっぽいものが好きだ。
上に掛けるフス(布団)やベッドカバーとの色合いを考えるのも楽しい。
このベッドスカート文化は、欧州よりも北米の方が盛んなようで、寝具売り場に入ると、もう目が回るくらいの豊富な品揃えだ。
赤ちゃんのベッドにも、このジュップが付いているのが多い。
うちの二男フレデリックが生まれた時に、夫の身内を順番にグルグルと巡回していたベビーベッドが我が家に回って来て、それにも長いジュップが付いていたのを思い出す。
土台は、鉄と木で作られたアンティークの乳母車のような形をしていて、それに手作りのジュップが付いていた。丁度こんな↓感じだった。

子供の頃、童話絵本などでよく見たようなベッドだった。
ところがその写真も、そして現物も残っていない。
なぜなら・・・
フレデリックは、生まれた時に3.7kgもあって、その童話絵本から出て来たようなベッドをたった2日目で壊してしまったのだ。壊してしまったのだ、などというと、乳児が立ち上がって壊したような風に聞こえてしまうが、フレデリックがそのベッドに眠っていただけで、その彼の重さでそのベッドがバラバラに壊れてしまったのだ。
ベッドを壊したといえば、3.8kgで産まれて来た長男は、入院していた病院の新生児用ベッドを壊してしまった。病院の廊下をナースがベッドを押して歩いていたらいきなり「ベキッ!」という音がして、ベッドの半分以上にヒビが入ってしまったのだ。
現在の長男と二男? お陰様で、二人とも細身です。


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