やっとやっと気温が夏らしくなって来た。
庭の植物たちも、生き生きとして来て嬉しくなる。
冬の間の、除雪された雪の下に長い間埋もれたままだったせいか、植物の形が崩れて変形してしまうこともある。
滑り止めとして撒かれる塩の混ざった土も、植物たちにとっては大敵だ。
その塩で消えてしまう植物も多いのだが、いつの間にひっそりと「復活」している姿を見つけたりすると、喩えようもなく愛おしい。
向かって左側が「復活」くん。右側は、塩を被ってもしぶとく今日までやって来た。
この花たちも、随分と長い間、消えてしまったままだったが、この夏、ほんの少しだけど、こうして戻って来てくれた。
庭を歩き回っているだけで癒される。
なんだろう、この極小の可憐な花は。
ポチッと単独で咲く花なんだろうか。
