パリの息子が「面白いものを見つけた」と言って来たのがこれ↓
http://fr.meilleursagents.com/prix-immobilier/paris-75/
パリに物件を買った時から、これと同じような値段の分布表などは持っているけれども、ここまで細かいのは初めてかも。しかもきれいに色分けされているので、一目瞭然な情報満載である。
これはなにもパリだけに限ったことではないが、地球上からだんだんとプライバシーが無くなって行くのだろうか。
パリのブルジョワたちが住んでいる区域が昔から6区から7区の辺りと言われているが、今でもまだそのままのようだ。ブルジョワ出身のサガンも、この辺りをよくブルジョワたちの住む区域として書いている。
友人が最初にブルジョワを対象とした店を持ったのが6区だった。その後、ブルジョワたちが8区などへ移ったので（ゴールデン・トライアングルとも呼ばれる）、彼も店を8区にも持って、そして今現在に至っている。そんな歴史的な動きも、この色分けされた地図を見ると手に取るように見えて来る。
他にもサンルイ島や、古くから貴族の館があったマレ地区の一部なども、昔のままでなんか嬉しかった。
ここ20年ほどで随分とパリも変わってしまったと、内心ちょっとがっかりな面もあったのだが、まだまだパリ本来の姿が維持されていることを知って嬉しく思う。
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