よく似た人

「その人、例えば誰に似てるの?」
まだ会ったこともない人の外見を尋ねたりする時、主に著名人を連想したりするが、それがすぐに思い付かなかったりすることもある。また、「パートリッジファミリーのお母さんに似ている」だの「ボビー・シャーマンの若い時じゃなくて今現在の顔にそっくり」とか言っても、若い人たちからは不思議そうな顔をされるし、同年代でもかなりマニアックな表現になったりして通じないこともある。
その点、サマンサとかタバサって凄いよね、若い人たちも知ってるし。ブランド名にも使われているし。これが、エンドラとかラリーになると知らない人が少しずつ。ダーリンのママとか、サマンサのパパとかになると更に遠くなり、初代グラディスさんとかになるとやはりマニアックな世界になってしまうのだろうか。あ、ちょっと横道に逸れてしまったが・・・
わが家の身内を見渡してみると、夫の甥っ子がブルース・ウィリス、妹がバーバラ・ストライザンド、兄がリチャード・ドレイファス、母がモンゴメリ(『赤毛のアン』の作者)、父がチャップリン(もちろん素顔の方)、妹の旦那さんがヒットラー(これは酷似極まりなく)などなど、連想しているだけで楽しいんだけど、連想させられるのがたまに日本人の場合がある。加藤茶さんタイプや荒井注さんタイプって多いんですよ、意外にケベックでは。
他にも性別に関係なく、エルトン・ジョンにそっくりなオバサンとかも多い気がする。オバサンというと、二代目グラディスさん系もかなり多い。
日本からのお客さんたちからは、リチャード・ギアやジェイスン・ステイサム(『トランスポーター』)、ジェラルド・バトラー(『オペラ座の怪人』)なんかに似ている仕事仲間たちが人気だ。同僚が、ミスター・ビーンに似ているとある仲間に言ったら口をきいて貰えなかったと悩んでいたことがあった。う〜ん、彼の場合はちょっと微妙かも。