粗悪な中国製ポットなどを平気で大量に入荷しているケベックのCOSTCO。
数回使ってもあまりの妙な異臭のために全部返品してしまった。COSTCOだから大丈夫かと思った私が甘かったようだ。携帯用ポットなど、内側の溶接部分や傷のあるところがうっすらと赤っぽく変色していて、思わず「錆?」とか疑ってしまった。新品であるはずなのに、内側に傷があるというのも実に不思議なことだ。
中国も中国だが、ケベックもケベックだ。ケベックではどういうわけか、以前から妙に中国を賞賛するような雰囲気が強く、「日本は中国の家来みたいな国」とまで言われたこともあった。カナダ前首相も、「日本よりも中国」と外交に必死だった姿が忘れられない。
- 作者: サラ・ボンジョルニ,雨宮寛,今井章子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: 単行本
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日本からのお客さんたちも口々に中国製品の多さにに辟易すると言い、カナダ製の、ケベックで作られたものを買いたいと私に切に訴えて来ること度々である。プチシャンプランの近くに、お店まるごとケベックのアーティストの作品のみを扱っているところがある。どちらかというとそのお店は、中国に限らず、とにかく外国からの製品を一切入れないというこれまた偏狭的な発想で成り立っているところなんだけど、あれだけケベックに拘るのも、ある意味、強烈な個性として敬服してしまうくらいだ。お店の主が実はケベック州政府なのも大いに頷ける点だが。
中国という国を軽蔑しているのではなく、安全確保のためにボイコット実行せざるを得ないのである。これだけ中国製品が溢れ返る社会では非常に困難なことだけどね。