懐かしのツェルニー

ツェルニーってご存知ですか?
ピアノを習ったことがある方にはお馴染みの練習曲を作った人ですよね?
私は子供の頃、このツェルニーってのが大嫌いで、とても人名だとは思わず、「練習曲」をどこかの国の言葉で「ツェルニー」というんだろう、程度にしか思っていなかったし、私の知識もその程度の情けないものだったわけで。
それ以来、ツェルニーさんについては調べたことも無く。ウィキちゃんで調べてみると・・・え?なになに?ベートーヴェンの「弟子」ってのは分かるけど、リストの「師」ってほんとかいな?

きゃ〜私の嫌いなタイプだわ〜(ってどうでもいいんですけどね)
で、読み進めて行くと・・・
「作風は気の小さな性格を反映し」とあるけど、小心者だったのかね、彼は。
あのちまちまとした、ウンザリさせられるほどしつこい旋律の繰り返しは、まさに彼の性格を反映していたものなのだろうか?
9歳でベートーヴェンの門下生になっているのね。『皇帝』のソリストにも選ばれている。きっと几帳面な演奏を得意としたんだろうね、ツェルニー
私はピアノを習い始めたのが4歳だったが、このツェルニーと出会ってからピアノが嫌いになってしまい、習いに行くのも止めてしまったので、私なりのツェルニーへの恨みというのがあるんだけど、今になって彼の旋律を聴くとなんとも懐かしい気分になってしまうのだ。従姉妹の家でも友達の家でも、住宅街を歩いていると其処彼処の家からもこのツェルニーが鳴り響いていた、あの懐かしい時代を思い出すのだ。
あれだけ憎んだツェルニーを弾いてみたいと最近ふと思うようになった。と言っても、彼の楽譜は全部捨ててしまったので手元にも実家にも無い。
ところが今では楽譜もダウンロード出来ちゃうんだよね。なんと便利な時代になったことよ。
http://www.music-style.info/music-style/html/001_009.html



弾きながらこうちょっとつかえたりするのがツェルニー風なんだよね(苦しい言い訳)