哀しい

夕べのお疲れ様会は、父の付き添いのために欠席してしまった。
どうしても午後になると暴れ始める父。
いつまで続くのか、この試練。


みんな帰ってしまった後は、とても淋しくなるんだよ、毎年。
いつも小さなトライアングルの私たちだから。


今の時期、私たちはみんな疲れ切っている。
あともう一息!と自分たちに言い聞かせて頑張っている。
こんな時、仲間たちで集い、言葉を交わすのがどんなに心の支えになっていることか。
明日から、仲間たちが順々に、それぞれのホームタウンに帰ってしまう。
だから、ちょっとの間でも話していたかった。一緒にいたかった。
そんな時に空気の読めない添ちゃんが乱入、雰囲気ぶち壊しだった。


疲れ切って鋭敏になっている我々の神経を逆撫でするような言動は止めてほしい。
仲間の観光内容について非難しているのを耳にしたよ、聞こえない振りしていたけど。
こっちが何も分かってないと思ったら大間違いだぜ。
そうやって現地係員のことを攻撃ばかりするのであれば、自分で観光でも何でもやったらいいさ。
世界を歩いているから、何でも知ってるってか?何様のつもりだよ。
現地に住んでいるからこそ分かることも多いんだよ、我々は。
それなりに勉強と経験を積み重ねて来ているんだよ。


その我々を目の前にして、偉そうにファイルを開いてご教示していたキミ。
我々のウンザリした顔が読めなかったかい?
訊いてどうするんだという質問ばかり投げ掛けるお客と一緒で、すんげえムカつくんだよ。