日本語を話そう!

昨日のパーティーで、仕事仲間たちと話したり食事したりが楽しかった。
こういう時こそ、日本語で鬱憤を晴らす!って感じですね。
回りの人たちが日本語が解らないのをいいことに、みんなで言いたい放題、あれが楽しいのだ♪
会場に、物凄くハイテンションのケベック人女性がいて、どういうわけかその彼女はうちの息子の大ファンだと言う。今まで一緒に参加していた息子がいないので、彼女以外にも、「息子さんはフランスで元気にしてますか?」と訊いてくれる人が多くて嬉しかったが、そのハイテンション女性だけはちょっと怖かった。だって、目つきが尋常じゃないし、みんなが食事中なのに、その真上からツバを飛ばして喋り捲るのだ。それから彼女をみんなで「ツバ子」と呼んだ。「あ、ツバ子がこっちに来る!」とか誰かが言うと、みんなで俯いて無視した。しかし、ツバ子には、どんなに無視しようが何をしようが全く堪えず、平気で更に唾を飛ばすのであった。ケベック人ガイドの大半は、かなり高齢で、会場もどこかの老人ホームの集会に来たみたいだよねと、みんなで言っていた。その老人団体のトップ格で、ガイドアソシエーションの幹部のムッシュ*1がいつも親切で、この日もいろいろと彼に質問していた私だが、誰かがふざけて彼を「新しい彼氏?」と言ったので「そうなのよ〜♪」と答えてから急に哀しくなった。くじ引きでこのムッシューが当選すると、仕事仲間たちが「あ、彼氏だ。何か当たったよ」とあらぬ方向を見て座っていた私を突いて言ったので、益々哀しくなった。その後も、「彼氏、帰るみたいだよ」「彼氏、今躓きそうになったよ」「彼氏、奥さんいないの?」と、いちいち報告が煩いのであった。今夜一晩ですっかり私の「彼氏」になってしまったムッシュー。パーティーの後は、どこにも寄り道せずに帰った私だが、なんだかとっても哀しい帰路であった。



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*1:興味が無いと名前も知らないのだ。