すいとん

子供たちと日本のドラマを見ていたら・・・
家族で飯台を囲んですいとんを食べる場面が出て来た。
時代設定は戦後まだ間もない頃のようだ。
これは何を食べているのか?と子供たち。
すいとんだと答えると、発音しやすいのかすぐに覚えて「すいとんすいとん」と、その音が嬉しそう。
なるほどフランス語のような発音に聞こえるかもね。
すると子供たち、「すいとん食べたい」と言う。
以前何度か作ったような記憶があるけれど、まだあの頃は子供たちも小さかったのかも知れない。
もっと何かアイデアはなかろうか?と、クックパッドを検索してみると、小麦粉をこねたら暫く置いた方がモチモチします、と書いてあって、餅っぽいのが大好きな私はその通りにした。
味は味噌仕立てにした。スプーンで掬って入れる役は娘のイザベル。モチモチしているとなかなか難しい。
最近、やっとケベックでも売り始められた大根も入れました。あればコンニャクも使いたい。
他に玉葱、人参、豆腐、鶏肉、茸(マッシュルームで我慢。あれば椎茸)など。
さ、出来ました♪

久々のすいとんです。
寒い冬の夜はこれに限りますね。
子供たちの大好物すいとん
長男にも、Parisから帰って来たら作ってあげよう。



ケベックすいとん

あるんですよ、こっちにも似たようなのが。
「Grands-pères au sirop (d'érable pur)」これは「シロップの中のおじいちゃん」というヘンな名称のデザートなんだけど、
ジイサマがシロップの中にいるという、食べる気分が萎えてしまうような名前だけど、これがすごく美味しいの。
すいとんメープルシロップなどで煮詰めたもの。ケベック郷土料理です。


マリーのケベック田舎料理―大自然から愛をこめて

マリーのケベック田舎料理―大自然から愛をこめて