読むということ、書くということ

ほんの数年前まで、イヤと言うほど日本語で書かれた文章を読みたい!と熱望していた。持っている日本語の本、小説や雑誌などは全て読破し、仕方なく地下室からまた古い本を持って来ては何度も何度も読み返す、そんな生活だった。ところが今ではどうだろう。インターネットを知ってからというもの、読みものは溢れんばかりの生活である。検索を始めると止まらなくなることもある。「え、こっちも読みたい、なになに?あっちも読みたい」状態だ。日本語の本など街中に全く無い状態のケベックみたいなところに住んでいる私のような日本人には、これは以前だったら夢の生活だったであろう。ところがもう夢では無いのだ、今は。
日本の人たちには笑われそうだが、こうしてブログを書くことが日本語の学習にもなるのだ。誤字・脱字の多さに呆れ果てられているだろうが、とにかく書くことの練習が出来るのが嬉しいし、そんな拙い文章でも、ここに訪ねて読んで下さる方々がいるというのは、本当に嬉しいし、生きがいにもなっている。生きがいなんて大げさな!と言われるかも知れないが、異国の、北極圏近くの、深い雪に閉ざされた極寒地に住む私の気持ちが分かって頂けるだろうか?最近は全くの引き篭もり生活をしているので、書く量も多く、読んで頂くのがしんどいかも知れない。書くことも読むことも止まらなくなるという今の状況は、数年前には考えられなかった。ブログを書くのは、自分だけの日記を書くのとまた違うからね。
自分が生まれ育ったF市や、実家のあるC市在住の方のブログも楽しみに拝読している。写真に見入って涙が止まらなくなる時もある。写真に鼻を近付けて、空気の匂いを思い出そうとする時もある。他人が見たらまるでバカみたいであろう。
ウェブカムも素晴らしい。わが家の団欒時にウェブカムでParisと繋ぐと、まるで息子が私たちと一緒に居るような、不思議な感覚だ。「買ったのはこれだけどいいかな?」と、息子が買った商品をカメラで私に見せることも出来る。息子に来た手紙や書類などをカメラを通して見せることも出来る。凄い時代が来たものだ。
まさにインターネットに「救われた」生活に感謝している。




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