フランスへ

9月9日の午後8時過ぎの飛行機で、いよいよ長男が渡仏する。
ケベック発なので気分的にはとても楽だ。
片道のフライト時間が約6時間半。
フランス政府からの特待生としてパリ大学Ⅰソルボンヌの数学部に学ぶ。
数学は元々彼本来の得意分野なので、心なしか息子が活き活きとして見える。
そして大好きな欧州で勉強が出来るのが心から嬉しそうである。
例えば、ルーヴル美術館一つ例に取っても、モナリザなど美術全集などでよく見る絵だけに関心を示し、他は欠伸の涙目で鑑賞する母親とは大違いで、息子は一つ一つじっくりと丹念に、また薀蓄が深く、さぞやフランスに住んだらいろいろと見所が多いであろう。
大西洋に一筋の光の橋が架かる。