モスキートーン

msnニュースより抜粋。


若者にしか聞こえないモスキートーンって?
オトナには聞こえないという高周波数音「モスキートーン」が、携帯の着信音として、若者の間で流行っているという。先生には聞こえないので、授業中でも教室内で着信音がピーピーと鳴っているというのだ。30歳の私には、モスキートーンは聞こえるのだろうか? 会社のみんなで耳を傾けてみた。
ネット上からモスキートーンをダウンロードし、さっそく再生してみる。所属長さん(47、男性)は「え?もう終わっちゃったの?もう1回やって」と、反応なし。若手社員(30、男性)も「ぜんぜん聞こえない」と不審顔だ。もちろん私も、何も聞こえない。「パソコン、音出てる?もっと音大きくして」とコントロールパネルを開けてみるが、ボリュームは最大だった。
そこで職場で最年少と思われるデザイナーの女性(21)に聞かせると、彼女は「キーンって聞こえますよ。ほら。キーンって」と、申し訳なさそうに告げた。それにつられて、すでに音再生が終わっているのに、男性社員(30)が「ああ、キーンって音がしてるね、確かに」とうそぶく。再生、終わってますよ…。
集計してみると、21歳○、23歳○、28歳×、29歳×、30歳○、30歳×、30歳×、32歳×、39歳×、42歳○、47歳×。
個人差はあるが、30歳あたりが聞こえるかどうかの境界であるようだ。
このモスキートーンはもともと、スーパーの店頭などにたむろする若者を追い払うために、イギリスの会社「コンパウンド・セキュリティー・システム」が06年に開発した、高周波音が出るスピーカーだそうだ。人間が聞こえる周波数は、20ヘルツ〜2万ヘルツで、加齢につれて高周波数音が聞こえなくなる。モスキートンは1万7000ヘルツで、30才くらいから聞こえなくなる。蚊が飛んでいるときのような不快音なので、若者を撃退できるというわけだ。ところが、これを逆手にとって、「オトナには聞こえない着信音を」と、英国や米国の携帯電話会社が着信音化したという。
ちなみに、蚊の飛ぶ音は500ヘルツ程度で、老人にも聞こえるので「蚊の音なら聞こえるよ〜」と安心しないように!【野口美恵】 2007年2月13日


コンパウンド・セキュリティー・システム
http://www.compoundsecurity.co.uk/


モスキートーンネット
http://www.mosquitone.net/


私は2番目のモスキートーンネットにアクセスしてダウンロードして試してみた。
「ノーマル」「ハイ」「スーパー」「ウルトラ」の4段階を其々視聴出来るようになっている。
なにしろ私、47歳ですから、全部聞こえないだろうとやってみたら・・・
なんと「スーパー」だけがはっきり聞き取れました。
そしたら、これって、赤ちゃんか犬にしか聞き取れないものですと書いてあるではないか。
私は赤ちゃん?もしくは犬なのかね?
「ウルトラ」なんか宇宙人扱いだもんね。
イヤホーン付けて全部ボリューム大にしたら全部聞こえました。この聞き方って反則?
例の「スーパー」は、もちろんイヤホーン無し、ボリューム普通でちゃんと聞こえました。
ところで英語の「言いまつがい」を発見いたしました!
この視聴の中で「スーパー」と「ウルトラ」の説明文中「hear」が「here」になっていました。


皆さんもモスキートーン視聴をぜひお試し下さい。