私の周りには穏やかな人が多い。
家族をはじめ、友人たち、仕事仲間・・・みんなとても穏やかだ。
ガヤガヤと煩いのは父と私だけかも知れない。
すぐにカッ！となってしまう自分が恥ずかしい。
年齢的にももう少し穏やかに過ごせないものだろうか、私。
短気は損気とも言うよね。↓何度も読んでしまいました。
http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/advice/tanki.htm
『短気は身を亡ぼす腹切り刀』『癇癪持ちの事破り』『短気は功を成さず』
『短気を起こすと人との和をそこねて、結局は自分の損になる』
・・・なるほどご尤も。
仏教の摂理はとても心穏やかになるね。無理なく教えられる感じがする。反発も感じない。ただ心が静かになるだけ。そして少しずつ自分が見えてくる。
それに比べてカトリックの教義は厳し過ぎるよ。頬を叩かれたらもう片方の頬を差し出せとか、他にも山のようにあるんだけど殆ど忘れたね。だって「こんなの出来ないよ」ってのばっかりだし、そんなこと言うと聖職者たちから「実際にそうしなさいと言うことではなく、そういう態度、心構えで生きなさい、と言うことです」と冷ややかに言い含められ、益々分からなくなる、幼稚園からずっとそんな世界で育って来た私だ。
仏教はやさしい。「そんなの出来ないよ」と暴れても、穏やかな表情で黙っている感じ。誰が？え〜と誰だろう、仏様？神様？よく分かんないけど、やさしくて大きな存在の何かが、誰かが。暴れるだけ暴れて、それでなんとかしてまた自分で立ち上がって行くのを静かに見守られている感じなのである。
