どうして日本は二重国籍を認めないのだろう？
そういう点では珍しい国なのではないだろうか？
海外居住者の私たちがその国の国籍を取得すると、日本国籍は自動的に無くなってしまうのだ。
日本国籍を失いたくないが為に、他国の国籍取得を諦める日本人は少なくないだろう。
例えばカナダもフランスもフィンランド（今度仲間入りしました！将来、住む、かも…）も二重国籍を認めている。そういう国の間を行き来するのはとても楽なのだ。仕事や留学などで一つの国だけでは収まらない場合だってあるだろう。
カナダは永住権カードというのがあって、カナダ出入国の際、日本のパスポートよりもある意味重要なものである。どこかの役立たず領事館で作られた、未だに機械読み取り不可の日本パスポートなど、カナダの税関では全くの不要もしくは無視状態。永住権カードがあれば係員たちは日本のパスポートなど手にも取らない。チラとも見ない。大変有難い永住権カードなのだが、それでも２国のパスポートが持てたらもっと楽なのに。
おまけに日本のパスポートって郵送不可だもんね。あれも頭に来る。私なんか往復７時間掛けてわざわざモントリオールまで一日がかりでパスポート申請に行かなきゃならんのだよ。その日のうちに出来るんだから有難く思えみたいなことをずっと前の領事から言われたよ。有難く、かぁ…彼らに威張って仕事されちゃ困るのさ。
カナダ＋ヨーロッパの範囲でいろいろと計画立てても、必ずどこかで日本国籍がネックになってしまうことがよくある。もちろん日本人としての誇りは一生捨てないけれど、日本国籍は・・・分からない。
