通訳が入ると・・・

通訳が入ると俄然強くなってしまうお客さんの多いこと!
先日の観光中、散策時間に突然6、7人のオバサン軍団(お客さんたち)から「通訳!通訳!」って言われたので、何事かと行ってみると、シャトーフロントナック内のブティックで皆さん、鞄やら何やら買っているところ。ところが店員が梱包中にガラリ商品を奪い取り「あのね!あのね!訳してよ!」って・・・だから何を訳すのじゃ!?よくよく聞いてみると「ディスカウント出来るかどうか?」ってことを訊いてほしいとのこと。ダメモトで訊いてみたけどケンモホロロでしたよ、「ノン」の一言だった。だってね、ここはシャトーフロントナックよ。自分で一度訊いてみたけどダメだったから、「あなたの顔で何とかなると思っていたのにぃぃぃ」ってね、そんな人のせいにしないで下さいよ。誰の顔だろうがディスカウント出来ない時は出来ないんですよ。
今度はビストロでテイクアウトのホットチョコレートを注文してほしいとのこと、ご希望通り「2つ」と注文すると、もう2つ目を作りかけているというのに「あ、やっぱり1つでいいわ、ほら、おしっこ近くなっちゃうじゃない?」って・・・あなたのおしっこ云々よりも、作りかけのホットチョコレートはどうなるの?「もう作り始めていますよ」と言うと「ああいらない!いらない!キャ・ン・セ・ル!」店員と私は顔を見合わせて絶句状態だった。幼児でもないのに「おしっこ」と堂々と言えるのもなんだかスゴイ。これがもし通訳無しだったら欧米人の言うなりになって大人しくしているんだろうけど、まあ、通訳が入るとツヨイこと、ツヨイこと。いつもこんな具合です。