天国のお父さんへ

今日の仕事はトランスファーだけだったので、長男と待ち合わせして彼の職場に行ってみた。
初めてだったので、長男の上司たちに挨拶して回った。
生意気にも自分専用のオフィスを持って、TOSHIBAの最新PCを2台も独り占めしている。
上司をはじめ仕事仲間の皆さんも良い方ばかりでなんだかほっとした。
こんないい職場に就けたことを感謝して、頑張って働きなさい、息子よ。
お昼を一緒に行ったのだが、会社の外の公園での待ち合わせ場所に颯爽と歩いてくる長男の姿を見ていたら涙が止まらなくなった。あんなに小さくてひ弱だったのに・・・。この子がいつの日か私の支えとなってくる日はいつのことだろうかと、小さな彼を抱きしめて泣いた若い頃の私が浮かび上がった。若過ぎた母親だった。


父よ、天国から見てますか?
こんなに大きく立派に成長しましたよ。
どうか見守っていて下さい。


親二人分なので感動もひとしおだ。
「ひ弱そうな子供」、「可哀想な母子家庭」、「蟹の横歩き人生」・・・いろんな中傷を浴びたけど、今となっては我々親子の勝利だと自負している。


私たち親子を助け、どんな時にも一番の味方となって私たちの盾となってくれた私の両親に感謝します。