大屋さん


先日TVを見ていたら突然『LA REINE D'OSAKA』というタイトルの番組が目に入った。
最初画面を見ていなかったのだが、あれれ?日本語である、それも関西弁だ。
うわあ!画面一杯に大屋政子が映し出されていた。
なんやねん、政子ちゃん。
ケベックの番組に出てはるでぇ。
どないしたん?
(おお!すっかり関西弁だ)
だってこのタイトル『大阪の女王』っていう意味でっせ。


「うちのおとうちゃん」で一世を風靡したマダム・オーヤこと大屋政子が、ボニー・ジャックスを従えて歌う「政子ちゃん音頭」。
政子ちゃんの甲高い歌声がやけに耳につく。コーラスのボニー・ジャックスも、なんとなく覇気がない。
「音頭とは?」と、あらためて世に問いたくなる、やるせない音頭。 (レコードコレクションみたらし屋評)

政子ちゃんったら、こんなレコードも出していたんですね。
それもボニー・ジャックスをまるでバックコーラスのようにしてね。
私は政子ちゃんが好きだ。
以前PARISに住んでいた時に、よくGUILLAUMEとMONTPARNASSEにある政子ちゃんの焼き鳥屋さんによく行った。
化粧やファッションは真似したくないけど、っていうか真似出来ないが、彼女の企業哲学がわりと好きなのだ。
私の身内が長年、大屋夫婦の秘書を務めていたせいもあるのだろう、なんとなく親近感があるのは確か。
私は関西とは縁もゆかりもない人間だが、どういうわけか昔から関西人の友達が多い。
関西人から好かれるタイプなんだそうな。
ほんまかいな?