山鳩くん

こんなチビたちがピョンピョンしているわけだし⇒⇒⇒

やっと撮ったわよ、カップルでいるところを。
少しはまともに撮れたかな、こっちの方が。
硝子戸を開けると逃げちゃうので硝子越しに撮った。
うちのベランダの木みたいな色しているので、まるでこれじゃあ保護色ね。
それにカメラを向けると分かるらしく、なかなか落ち着いて止まっていてくれないのでイライラした。
という具合に、私は決して動物や子供を愛する心優しい人間ではないのだ。それなのに、連日子供らがガヤガヤと出入りしているし、鳥だ蜂だ熊だって動物昆虫たちもワサワサと煩く出入りしているようだ。
動物というのは静かな人間を好むと、昔何かで読んだことがある。物静かな人には蛇さえも大人しく近寄って来てうっとりと静かに横たわるそうである。
じゃあ、わが家は何なのだ?私は人間拡声器と言われるほどに声が大きい。デブなので足音もドカ〜ンドカ〜ンだし!子供たちもうるさい。娘は絶えず飛んだり跳ねたり、息子たちも声が大きいし、階段ドタドタ、音楽ガンガン!
そうね、夫ぐらいかしら、そっと静かに生活しているのは。だからもしかしたら動物たちは夫につられて来るんだけど、「なんだここは?うるせえなあ」なんて気付いても後の祭りで、「ちっ!巣も作っちまったしな、今更引っ越すのも面倒だしな」なんてあきらめているのではないだろうか。
プチシャンプランのアパートに住み着いているツグミちゃんもそうだけど、なんかそう言われてみると(って自分で言ってるんだけど)全体的に「あきらめの表情」をしている気がする。