《ピエール》危険情報

ここしばらく鳴りを潜めていた変態男ピエールがまた最近になってケベックの街中に出没している。先日のお客様からの報告があり、またその後の会議などで被害が出始めていることを知った。
以下はお客様の報告レポートより。
お客様女性お二人が、州会議事堂の前で「ピーター」と名乗る男に声を掛けられた。「ボクはドイツ人」「決して怪しい者ではないよ」と言葉巧みに近づいて来た。自分のところではB&Bをやっていて、一晩2700円ぐらいで泊まれる事、電話をしてくれると「エマニュエル」という女性か自分が電話に応える。これからその自分のところでお茶を飲まないか?としつこく誘って来たそうである。
年齢は30代後半か40代前半、身長は高めで180センチ以上、痩せ型。
服装は至ってラフな格好、Tシャツにジーンズのショートパンツに野球帽。
目の色が青い。肌の色は少し日焼けしたように浅黒い。
野球帽を取ると、前頭部が少し後退気味。
英語が達者。
以上、ケベック市とケベック州の警察に報告済み。
以前はよくケベックVIA駅に出没、一人旅の日本女性を狙った犯罪が頻発、逮捕歴多数、前科多し、刑務所から出て来るとまたこういう悪さをして再び刑務所に入り、の繰り返しとのこと。
ピエールというケベック人だが、時にはこのレポートのように、「ピーター」「ドイツ人」と名乗ることもある。もちろんB&Bなどはやっていない。
ケベックを旅される方、特に女性だけのお一人、お二人旅はご注意下さい。


よくお客様からケベックに住んで怖い思いをしたことがあるか、と質問されますが、答えは「はい、あります」。
私の場合は一時的なものではなく、裁判にまでなってしまったものもあります。
気の狂った嫉妬による暴行、ストーカー行為、最悪なのは誘拐でした。3人とも残念ながらケベック人男性でした。結婚している、していないは関係ありません。
とにかく自分が注意しないと何が起きるか分かりません。
これは世界どこに住んでいてもあり得ることです。
拳銃や麻薬も自分のすぐ傍で使われることがあります。確かに北米社会では拳銃の保持者が多いようです。
今までは映画やTVドラマの中でしか知らなかったことが、実際自分の身に降りかかってきた時の恐怖は、言葉には表現し難いものがあります。