不思議なイースター

イースターホリデーも今日が最終日。
この期間中あまり天気も良くなく、雨が多かったが、雨が降るたびに暖かくなって来るので、ま、いいか。
今日の最高気温は7℃と出ている。午後からは雨の予報。
子供たちは明日から学校が始まる。
娘のブログを毎回チェックしているのだが、昨夜どうしても読解不明な内容があり、今朝起きて来た娘に聞くと、「イースターの時にだけ神様は来るけど、あとはどっかに行っちゃうって書いたよ」
学校で見た映画や先生からそう習ったというのである。実に自信満々の様子。
「へえ、どっかに行っちゃうって、じゃあもし〈神様、助けて!〉っていう時はどうなるの?」
「神様はどこかで眠っているから、何にもしない」
「はあ?眠ってる?どこで?」
「上」と言って天を指差すイザベル。
「じゃあ、ほんとに困ったとか、助けてほしいとか、苦しい時はどうするの?」
「自分でする」
「え?どういう意味よ」
「だから自分で自分を助ける」
それでは完全な無神論ではないか。それにしてもなんと淡々とした・・・。神にすがるなどあり得ない世界だ。まあ、そこまでの人生の苦悩もまだ無いだろうしなあ。
私は小さい時、「神様には何でもおすがりしましょう」とシスターたちから習ったけどねえ。なんでも神任せというのも、それはそれでまた図々しい気もするが、自分で自分を助けるとはねえ・・・・。ケベック州民のほぼ9割がキリスト教(カトリックは全体の約8割)のケベックでの教育って、そんなに淡々としたものなのか?それとも単にうちの娘だけが神と自分との関係をクールに割り切って考えているだけなのか?