ヨコハマメリー

《メリーさんのドキュメンタリー映画、4月15日に封切決定》
 
◆◆横浜の伝説の娼婦メリーさんのドキュメンタリー映画ヨコハマメリー
中村高寛監督、配給:ナインエンタテインメント、配給協力・宣伝:アルゴ・ピクチャーズ)の公開が、4月15日に決定した。上映館は伊勢佐木町の横浜ニューテアトルとテアトル新宿
メリーさんとは横浜で戦後50年間、娼婦としての生き方を貫いた伝説的な女性。
貴族のようなドレスに身を包み、歌舞伎役者のように顔を白く塗って、ひっそりと街角に佇む姿は横浜の都市伝説となっていた。
関係者などの証言を基に、メリーさんという存在を通して横浜の戦後の裏面史を浮き彫りにする同作は、昨年度の湯布院映画祭で多くの観客から喝采を受け、一般公開が待たれていた。
                              (『ヨコハマ経済新聞』より)◆◆
一度見たら決して彼女を忘れることは出来ない。
横浜育ちの私は、よく横浜高島屋伊勢佐木町にて何度か彼女を見掛けている。
これだけのインパクトだ。私が見て知っているヨコハマメリーは、もう少し若かりし頃の彼女。
金髪のボブスタイルに白い金ぴかの服装、確かメガネも掛けていた。
なんだかハリボテの人形が歩いているみたいでとても怖かった。
川崎在住の叔父は、物好きにも彼女の後を追い掛けたこともある。結局、伊勢佐木町で見逃したらしいが。
話し掛けたら無言だった、という同級生のエピソードもある。
ご近所のおばさんが、彼女の話し声はわりと甲高い、と噂していたのを聞いたこともある。
実は彼女が娼婦で、雑居ビルの廊下やベンチなどで寝泊りしているホームレスだったとは
だいぶ後になって知ったことだ。
こんな人生もあるんだね。


 あ〜びっくりした。