最近、白い花に惹かれる。今までには考えられなかったことだ。
どちらかというと白い花は淋しい印象があってあまり好きではなかったのだが。
白い薔薇も好きだが、薔薇に限らず、白い花全般に惹かれるのだ。
これも心境の変化だろうか?
もともと白、生成り、パールなどは好きな色合いで、湘南娘だった若い頃の私は、よく夏になると、日焼けした肌に白いタンクトップとジーンズのミニで闊歩していた。肩が落ちてきそうなカットソーが大好きで、よくそれに自分でピカピカ光る小さなラインストーンなどを付けたりしていた。
パールビーズも大好きで、よく白いニット類などに縫い付けたりして着ていた。
今でもこんなに太っていなかったら、白や生成りを着たいところである。
今は仕事柄、主に黒、紺、グレー、茶をメインにしている。一時期アクセサリーをやたらに付けていた時代もあったが、今はせいぜい小さなピアスと指輪一つぐらいか。ネックレスはあまり付けない。喉が商売道具なので、ネックレスよりマフラーが多い。夏場でも薄手のマフラーは手放せない。以前はよく声が出なくなったものだが、マフラーを巻くようになってからはそういうこともなくなった。
でも着用する色は、楽しみもあるのであまり「**色しか着ない」という限定は作らないようにしているが、インテリアなどはある程度は統一したい。白木や麻、生成りなどでまとめるのが理想だ。
タオルやリネン類もホテル仕様の白やアイボリーが多い。
よくケベックで見掛けるのだが、バスルームの色にあわせているのか真っ赤とか真っ黒のタオルなどは、見るだけでも吐きそうになる。
ただし壁やドアを真っ白にするとストレスの原因になる、と以前建築士から聞いたことがある。
いかにも眩しそうである。まるでゲレンデだ。家の中でもサングラスが必要かも。
白でもトーンを抑えたアイボリーであれば無難らしい。