雪 雪 雪

日本人の才能

常日頃思っていることだが・・・
日本人の探究心は本当に素晴らしい。
絶えずアンテナが作動している。
それも高性能のアンテナ1本だけだ。
無駄なものは何もない。
外国情報にも積極的だ。
すぐに「やってみよう」「見てみよう」の姿勢だ。
これは何度も言うようだが地球上で日本人だけの特徴である。
反応も速い!見て、考えて、行動に移すまでが驚異的に速い。
ケベック人の大半は、まず見る、意味不可解だと諦めて退散する、
自分と関係なければ見もしない、何度も説得されてもう一度見てみる、
でもやっぱり解らないから諦める、解らないと決めたからには、もうどんなに説得されても決してチャレンジしない、いつもの自分の世界で充分、間に合ってる、ああ、やっぱり自分の世界でホッとする・・・と、こんな感じなので物事が前進しない。
話していても詰まらない、退屈だ。
日本の情報も見ることは見るが、「だからどうした」で終わってしまう。
例え感動しても飲み込まない。
口の中でモゴモゴしてから簡単に吐き出してしまう。
「はい、見ました、だから?」
「はい、やってみました、だから?」のパターンが殆どである。
だから此方で寿司ブームというのは、もうこれは『奇跡』に近い現象だ。
ケベック人が箸を手にしただけで拍手してあげたい。
要するに彼らは飲み込むまでが超スローなんである。

除雪する雪だるま

今日のボタンをスノーマンにして、今急におかしなことを思い出した。
私がここに住んで間もない頃、今も続けて頼んでいる除雪屋が、「除雪はいらんかね〜」の勧誘の電話をうちに掛けて来たのだが、フランス語がまだろくに解らなかった私に、英語の殆ど出来ない彼は何とか伝えようと思ったらしく
「ア、アイム、アー、アー、スノーマン!」と叫ぶようにして言った。
「雪だるまがねえ〜〜へええ〜〜除雪するんだあ〜〜〜(爆笑)」
後でこの事を聞いた家族は爆笑していたが、私は笑えなかった。
彼の方が折れて英語使ったのだから、私はエヘラエヘラ出来なかった。
しかしそれ以来、というかもう最初から彼の名前は「雪だるま」となってしまった。
先日も近所のスーパーから出て来た彼を見つけた子供たちが「あ!雪だるまが歩いてる!」
こんなこと言われているのも知らずに私たちに手を振って行く彼。
ごめんね、雪だるまDenisさん

乾燥機用シート

今日の写真は、日本にもあると思うけど、乾燥機専用のソフナーシートである。

ご覧のように薄い紙状のシートを入れて乾燥機を回すと洗濯物にいい香りが付いて柔らかくなり、
静電気もなくなるという実にすぐれものである。
だいたい1枚1回分(45分)、この箱は200枚入りだ。
ケベックは冬が長いし、乾燥機のない生活は考えられない。
どんなにひどい暮らしをしている人、例えば生活保護者でも、最低限持っている電化製品の一つである。
フィルターをマメに掃除していれば(取り外し超簡単)電気代もそんなに掛からない。
真冬でもキングサイズのベッドカバーや毛布も乾燥出来る。
あ、その前に、洗濯機も大きい。
洗濯機乾燥機共に同じサイズが大概どこの家にもデーンと鎮座している。

こ〜んな風に。

高校生

四国在住の男子高校生の面白いブログをひょんなことから発見した。
最初アンテナ設定したのだが、いきなりおばさんたちからドドッとコメントなんか行ったらさぞや驚くであろうと思い、アンテナからは削除したけど、続けてチェックしていこうと思う。
何てことは無い彼らの日常なのだが、ほのぼのと笑えるのがいい。
優秀な高校生たちのようだ。
その切れる頭でブログを書くので読んでいても飽きない。
高校時代にブログかぁ〜、いいなあ〜。
私の高校時代なんて、せいぜいビデオ録画ぐらいか?新しい事というと。
ウォークマンもCDまだ無かったしね。
それがブログで遊べる高校生なんていいよなあ〜・・・
アンテナ設定するとリンク送信されてしまうみたいで、
もしかしたらこの高校生、私に気付いたかも・・・
恥ずかしいなあ、もしこっちにアクセスして来て
「なんや?このオバはん」「間違ったのとちゃう?」
なんてきっと仲間たちと頭の中は?????だらけになるだろう。
う〜っ恥ずかしい〜!!