カキ氷の休日 

今日の休日を最後にあとしばらく休みが貰えない。
うえ〜ん!
団体客数も1グループ30〜40名ぐらいといった大型ばかりである。
以前は7月末から休みが一日もなくそのまま修羅場へという具合だったので、10月の頭ぐらいには身体が半分マヒしたり、目の前が真っ白になって倒れそうになったり、ととんでもない状態になってしまった。
上司に話し、これでもだいぶ仕事の量を減らして貰っているのだ。


今日は娘の友達らが遊びに来た。
ステファニーとヴィッキーだ。
一日雨で、気温も15度ほどなのにいつの間にか氷水など作って食べている。


こちらの子供たちの家庭事情はとても複雑。
両親が揃っているのは珍しく、週末ともなると彼らは忙しくなる。
例えば平日は実母と一緒に住んでいる子供は週末に実父の家に泊る。
両親とも再婚していたり、恋人が同居していたりが殆ど、さらにはそれぞれに連れ子がいて、義兄弟が突然出来たりするわけだ。
ステファニーの家は牧場みたいに広いのだが、そこに犬複数に猫、ウサギやカメなども同居している。
週末には義父の連れ子やその母親(つまり昔の奥さん)や、実父の恋人やその連れ子までもガヤガヤと出入りする。
さらには各人の親なども複雑に加わり、私だったら目を回しそうなのだが、ステファニーのママは若々しく美人だ。
ヴィッキーは義父がガレージ(車のエンジニア)を持っていて、彼女のお母さんは以前私が指編みを教えた時、全部の指に指輪をはめて来て、毛糸が指輪にひっかかって悪戦苦闘していた姿が忘れられない女性だ。
目の前に子供がいようが、夫婦でヘビースモーカーなので娘が遊びに行くと下着までタバコ臭くなる。
国も州も子供の前での喫煙を禁じる宣伝をやっているのだが彼らには効きめがないようだ。