ケベック人の耳

今日の最高気温は28度。
家族みんな揃っての休日で山の家に帰って来ている。
街のアパートは便利だが、騒音がうるさい。
なにしろ130年以上も前に立てられたアパートなので、窓の構造やサイズも今と違うためにカーテンやブラインド探しも大変。
防音装置も皆無に等しい。
上の階に田舎から出てきたという若者カップルがいて、結構騒音の元となっている。
先日、大家さんからえらく注意を受けたというのに全く聞く耳持たない。
これは比喩でも何ともなく、開拓民族の彼らには遺伝的障害がある。
以前耳鼻科の医者から聞いたことだが、耳の遠い人が圧倒的に多いそうな。
嗅覚も鈍く、目つきにも影響あるそうだ。
ビックリするような騒音立てて平然としている人も多く、「なるほどな」と納得する事度々。
話は違うが、折角綺麗なブロンドの髪を東洋人のような黒髪を夢見て真っ黒に染める人も多い。
でもナチュラルではないから、不自然な、まるで黒い糸のようになってしまい、とても美しいとは言いがたい。
だから彼らにとって、アジア人の茶髪はすごく不可解なのだそうだ。お互い無いものねだりなのかも。
この前の母の入院からドッと信じられないくらい白髪が増え、我ながら驚いている。
一夜にして・・・の表現がぴったりである。何を食べても砂を噛んでいるようで実につらかった。