ボジョレーヌーヴォー解禁

今年のスローガンはこれ↓

昨年は英語なんかを使ってしまったのでかなり不評だったらしいが、今年は大成功のようだ。
フランス人アーティストのベン・ヴォーティエによるデザイン。
フランスでは、この出来立てワインを、「キャンディのような」「バナナや苺のジュースみたいな」と軽々しく表現することも多く、初物好きな日本人ほどの大騒ぎは無いらしい。
フィガロ紙では、今年ケベックへの輸出も話題になっていて、「ケベックからは毎年振られてばかりいる」と不満そうなフランスだ。ケベックでは、毎年イタリアンヌーヴォーが人気で、ボジョレーを探していると酒屋で言ってもあまり店員からいい顔をされないのは事実。ケベックではもう既に一週間前にこのイタリアンヌーヴォーが売り出されている。
パリの息子が、今夜ソルボンヌの仲間たちとボジョレーを飲んでみるかもと言っていたが、それよりも今度の日本フォーラムでいかに上手に海苔巻きが作れるかみんなで会議をやっていてそれどころじゃなかったとのこと。「サランラップで簡単に作れるでしょ」と私が言うと、ウェブカムの向こうから、一斉に「我々はみんなmakisu(巻き簾)を持っていますよ」と言われてしまった。ランチョンマットなどにも彼らは重宝するそうである。海苔巻きを作る練習をしたり、Narutoのテーマソングをみんなで歌ったりと、愉快なフォーラムになりそうだ。