パリのアパルトマン

私の最初のアパルトマンに合わせて友人が近くに買ったものだけど、私たちが引っ越してしまったのでちょっと遠くなってしまった。でもそれでも歩いて20分ぐらいの距離だけどね。
「まるで僕から逃げるように引っ越したんだね」ってちょっと咎められたけど、全然そんなことなくて。
その罪滅ぼしとして、次回のパリもここに滞在するように言われているけど、う〜ん・・・悩む。


このアパルトマンは最上階にあって、よくパリで数多く見掛けるように、ここにも天窓が付いている。
まだこうして未完成の部分も多くて。
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その時代それぞれに住む人が、各人に合わせた内装にするそうで、その作業がまだ現在進行形というわけです。
壁を壊してみると、突然ドアが表れたりするから面白いよね。
実はちょっと怖かったりして。


過去ログにもこのアパルトマンについて書いています。写真も。


http://d.hatena.ne.jp/Narcisse/20080226/p1



この黄色の椅子は娘イザベルのお気に入りで、「私は女王様よ」といつも彼女は威張ってここに座っていました。

このアパルトマンは、屋根裏部屋を入れると3階建てで、入り口の玄関から更に階段を上る。
玄関の両側には、友人の使用人、メイドさんやメンテナンスさんの2家族が住んでいる。掃除や洗濯も彼らがやってくれる。

ベッドの皺は決して色っぽいものではなく、丁度撮影していた時に、友人とイザベルが並んで座って外を見ながら何か話していたのを「どいたどいた!」と追い払って撮ったものです。

いきなり壁に古木が嵌め込んであったり、彫刻が置いてあったりと、ちょっとアトリエっぽい作りです。

折角の芸術作品も鑑賞することもなく、こうして彼方此方に私物を置く私なのであった。