マカロンのストラップ

日本の母から届いた封筒がちょっと分厚い。
何だろうと思って開けてみたら・・・
「あなたにマカロンを送るから」と母が前から言っていた意味が分かった。

彼方此方でこれは見掛けて知ってはいたけど、まさか母がこれを目聡く見付けて買って来るとは思いもよらず。
「あなたがよく話しているピエールなんとかって言う人でしょ?」というメモ書きが入っていた。よく手に入ったねと「労いの言葉」を掛けると、実家のすぐ近くのスーパーでたくさん売っていたそうだ。きっと母は、「あら、この名前、どこかで見たわね、どこだっけ、どこだっけ・・・」と一生懸命に記憶を辿り、アルツハイマーの父を同行させた、あのまるで苦行の旅みたいなパリへの家族旅行の時を思い出したのだろう。あの悪夢のような日々の中でも、ピエール・エルメのマカロンのその可憐な姿?が母の記憶に強く残ったのであろう。
ということで、日本の皆さんよりだいぶ出遅れてのアップざんすよ〜


★ところで・・・
日本人のこの器用さを生かして、日本でこそマカロン・ソープの製造が可能ではないだろうか?フランス人たちは断念したみたいだから。右上の写真が、フランスで幻と化した伝説のマカロン・ソープ(伝説とは、ちと大袈裟か?)。他にもマカロン・クッションに、マカロン・バッグ(丸くてフカフカしたデザイン)、マカロン・デジカメケースとか・・・如何なものでしょうか?